新製品紹介
- 導体として使用したのは茶久染色株式会社様が゙開発した「Qnac-S」
- 「Qnac-S」はポリエステルの繊維をカーボンンナノチューブで コーティングした、今までの「導電性繊維」を超える「導電繊維」
- 「Qnac-S」を使用する事で繊維の特長を持ったケーブルを開発することに成功しました
使用用途
- 耐屈曲性を生かしロボットケーブル
- 軽量を生かし、自動車などの内部配線
- 金属導体よりも抵抗値が高い為、高電圧・高電流の部分には不向きだが、信号線としての用途には十分なスペックです (ヘッドフォンコード、映像ラインなど)
スペック
- 「Qnac-S」×14本
- 外径…φ1.2mm
- 導体抵抗値…3.5Ω/m
- 重量…1.72g/m
他の耐屈曲電線との比較
ケーブルタイプ | ウレタン エナメル線 |
合金線 (ニッティング付) |
銅箔線 | Qnacケーブル |
被覆外径 [mm] | φ0.6 | φ2.0 | φ0.95 | φ2.0 |
導体抵抗 [Ω/m] | 0.4 | 1.2 | 1.2 | 3.5 |
試験平均値 [回] | 5,020 | 25,200 | 20,600 | 4,860,000 |
【 試験条件】角度・・・ ±90度 / 速度・・・ 60回/分 / 荷重・・・ 200g / 曲げR・・・ R=1 / クリアランス・・・ 被覆径に対し、0.5mm